Amazonで商品を販売する際に仕入れの段階で利益額を計算し値動きの予測までしっかり計算に入れていたのに納品後などに改めて見込み利益を確認すると意外に低かったりした経験はありませんか?
実はそれはAmazonが商品カテゴリーの見直しを定期的に行っている事によって起こる現象です。カテゴリーが変われば変わった後のカテゴリーの手数料が計算されるので、仕入段階とは計算が違ってくるという事が起こるのです。
様々な質問に答えていく中でAmazonが急に商品カテゴリーを変えて来た、なんて事が実は結構な頻度で発生したりしています。
正しく分類されるならまだいいのですが、なんでそれ?というような理解に苦しむ変更もあったりして利益に直結する手数料にも影響する内容なので何とかできないかという思いを持っている方も少なくないようです。
今回は急なカテゴリ変更に納得できない場合にセラーの立場で対応できる対処法を紹介したいと思います。当然ですがこれをやれば絶対にカテゴリーが-変更できるわけではないのでそこはご了承ください。
対処法1 テクサポに相談
とりあえずはテクサポに相談です。Amazonの変更で明らかにおかしい事は連絡して対応してくれます。詳しく状況を伝えて正当性が認められる内容であれば早ければ即日対応もしてくれます。
何もせず諦めないでとりあえずテクサポに相談してみましょう。
対処法2 ブラウズノードの変更
テクサポに相談しても変更できない時や、運悪く使えない担当者に当たってしまった場合は自分で行動する事もできます。
そもそもブラウズノードとは何かと言うと、商品カテゴリーの詳細な分類の事で例えばUSBメモリーであればブラウズノードは「パソコン・周辺機器」→「PCアクセサリ・サプライ」→「USB・・」というように細分化されて詳細な商品分類をしていきます。
ブラウズノードの変更はあくまで「提案」という形になりますのでこれも判断はAmazonに委ねなければなりませんが直接行動を起こせる手段の一つですので知っておいて良いと思います。
やり方はセラーセントラルの商品情報の詳細の編集から重要情報のタブに行き「推奨ブラウズノード1」の編集でご自身が正しいと思われるカテゴリーに変更をします。
対処法3 予め最大の手数料で計算しておく
Amazonでのカテゴリー毎の販売手数料は5%~45%です。この内45%というのは「Amazonデバイス用アクセサリ」だけに適用されるのでそれ以外での最大は15%という事になります。
であればあらかじめ15%の手数料でも利益を確保できる商品のみ取り扱うという方法もあります。全て一律にする必要はありませんが一つの基準として設定しておくと仕入判断の基準が明確になりスピードアップにもつながります。
最後に
運よくカテゴリーが想定のカテゴリーに変更できたとしても最後に改めて手数料がきちんと変更できているか「FBA料金シミュレーター」で確認しましょう。
もしカテゴリーは変更できているのに手数料が変わっていなければ、改めてテクサポに連絡して修正してもらいます。
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