いつまでやるのか?
せどりは本当にスタートするハードルが低く誰にでもできるスモールビジネスです。毎日行動すれば僅かでも成果が得られ継続しやすいビジネスでもあります。
しかし簡単に継続できるからこそその場で留まってしまい、しばらくして気付くのです。 「これっていつまで続けるの?」
仕入にも出品にも慣れ、売り上げもそこそこ立ち副業として10万20万と稼いできて次は50万100万と充実している時は何も考えず活動できていたのが100万~200万で売り上げが停滞し始め、更にせどらーの増加やAmazonのルール変更など周囲の環境の変化で気持ちに揺らぎが出始めます。
自分も同様にイオンの正月セールの裏を突いて600万売った時も、マスクやswitchを売って利益は出たが気持ちがスッキリしなかった時もこの疑念は常に抱えていました。
「これっていつまで続けるの?」「50代、60代まで続けるのだろうか?」「体力は持つのか?」「病気やケガで動けなくなったらどうするか?」
物量が増えて作業量も増えて、時間も圧迫します。22時23時と遅くまで作業する日もありました。
解決策として「外注化」も考えました。マニュアル作り、離職防止、スタッフ管理、外注費、ノウハウの流出。外注化の仕組みつくりが一つのまた別のビジネスになる程やる事が増える、という事実に愕然とし断念しました。
そこで考えたのがせどりからの脱却です。Amazonでの販売を土台として、メーカーや卸から商品を仕入れて販売するいわゆる「普通の物販」に行きつきました。
普通に仕入れて普通に売る。シンプル過ぎるビジネスモデルです。しかし堅いビジネスです。何千年と昔からある不変のビジネスモデルでもあります。
最初は知り合いのお店の商品を販売するところから始まりました。
そのお店は地元では30年以上商売を続けてきて親しまれている商品でしたが、全国区のAmazonでは当然まだ無名ですので最初はなかなか売れませんでした。
広告を活用し知り合いに買ってもらい、本当にせどりとは違う「普通の物販」の難しさもありましたが、商品が知られていきリピーターがつくと売りあげが積み重なっていく事が実感できるようになりました。
思い切ってせどりをストップしてみた
自分が「せどり」とは明確に区別し「物販」と呼ぶこのスタイルは仕入から販促、値付けと「せどり」とは全く考える事、やる事、リサーチ方法から取引先とのコミュニケーションまで全くと言っていいほど異なるビジネスモデルです。ただし同じAmazonというプラットフォームで販売しているためせどりとの違いが分かりにくいのだと思います。
現在は思い切ってせどりを完全にストップしています。最初は不安でしたが主力と呼べる商品が出てきてくれた事で方向性に自信が付いたので、「せどり」に費やしていた時間と労力を「物販」に全振りする事にしました。
予想通り売り上げは激減し、数百万あった売り上げが数十万円にまで落ちこみました。現在はようやく底を打ったのか多少は持ち直してきた感じはするので、今後は現在新しく取り組んでいる商品の拡販と新規取引先の開拓に力を入れていきたいと思っている所です。
ビジネスのスタイルを思い切って変えて思うのは、売り上げの減少は確かにきついのですが精神状態はそれほど不安はないという事に気付きました。普通に考えて数百万の売り上げが数十万にまで落ち込んでいる状態は恐怖を感じてしまう状態かもしれません。
しかし売上減の理由がはっきりしている事、それに対する対策と方向性も明確であるため、むしろ将来性は明るいと感じてわくわく感すらある状態でした。
現在は今の方向性を維持しつつ同じような想いを共有できる仲間と法人を立ち上げて活動しております。この法人も普通の法人ではなくかなり変わった形での法人化となりました。
組織は現在も拡大しており、常に新しい仲間を迎え入れる体制でビジネスの拡大を図っています。
仲間にも取引先にもメリットを提供し、グレーな部分も多いせどりから後ろめたさの全くないビジネスに脱却できる仕組みを作る事が出来たのではないかと自負しています。
これからの展望
まずは自分がこのスタイルで結果を出し、仲間にも同様に結果を出してもらう事が第一の目標です。その後はノウハウをマニュアル化して内容を詰め込んでブラッシュアップし、さらにビジネス環境の変化にも対応できるよう徹底的に仕組みを隙間なく構築しようと考えています。
うっすらではありますが将来に明るい兆しと大きな可能性を感じている所です。もしこの記事を見ていただいた方で、我々の活動に興味、関心をお持ちの方はぜひお問い合わせからお問い合わせ頂ければと思います。
一緒に手を取り合って同じ方向を目指せる仲間との出会いを求めています。
次に具体的な「物販」の進め方について「準備」の点から解説していきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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